新しい年を迎え

新年明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年は午年であり、私は年男であります。一日に千里を走る稀代の名馬「赤兎馬」に少しでも近づけるよう、努力を重ねて参ります。昨年の有馬記念を勝ったオルフェーブルも近代の名馬ですが、どうやら名馬の条件の一つに「気性が荒い」事も大切なようです。一見短所である荒い気性を闘志に変えることにより、強い推進力が生み出されるようです。私の長所も短所も、まちを良くするための推進力に変えられるよう、その基礎となる不断の努力を重ねて参ります。

さて本年はオリンピックイヤーであります。2月7日から23日までの17日間、ロシアのソチにおいて第22回オリンピック冬季競技大会が開催されます。テロ行為などで五輪での治安に対する懸念がありますが、無事に開催を迎え、成功裏に終えることができることを祈念いたします。

オリンピックの良い所は日本が一つになれるところです。選手たちの頑張りを日本全体で応援する。勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。あたりまえの感情を素直に持ち、一丸となり応援する。たったこれだけのことで日本全体の雰囲気がとても良いものとなります。5大陸が一つになり行うスポーツの祭典において、日本人が忘れかけている大切なものを思い起こすことができます。愛国心や郷土愛を唱えると、極端な思想の持ち主だと思われるような風潮を早く捨て、国やまちを良くするためにはまずは故郷を愛することが大切なのだと思えるような世にするために、オリンピックは絶好の機会を与えてくれます。

そのような素晴らしいスポーツの祭典が2020年に東京で開催される事となり、日本国にとって大きな転換のきっかけとなるでしょう。社会成熟の中で次第に失うこととなった家族や地域の絆、また他人を思いやる気持ちや助け合いの精神など、豊さの代償に失ったものを取り戻す良い機会になるのではないかと、今から大きく期待しているところであります。

本年もそのような嬉しいニュースが多いことを願っています。常滑市では長年懸念されている大型商業施設の着工開始の話題が待ち遠しいですね。

4月には議員活動4年目を迎えます。
最初の頃より色々なことを少しづつ理解し、そして分かり始めたが故にもどかしい気持ちになる事が多かったのが昨年でした。今年はその反省を生かし、辛いことや難しいことを避けるのではなく、敢えて火中の栗を拾い、自分自身を成長させる一年となるよう取り組んでまいります。

本年もどうぞよろしくお願いします。

平成26年元日
常滑市議会議員 伊藤辰矢 拝

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。