視覚障がい者の気持ちを学ぶ

常滑青年会議所の6月例会「四感~見えないと視えてくる~」が行われました。

今回の例会はとても勉強になりました。
講師に3名の視覚障がい者をお迎えし、五感の一つである視覚について、そして障がいをもつ人について学ぶ機会であります。

グループを3つに分け、それぞれの講師を囲み自己紹介、各種質問などのフリートークタイム。ユニバーサルのゲーム「アラビアの壺」を通した交流。そして白杖を持ち、暗闇の中での歩行などを行いました。

私も含め、メンバーたちの視覚障がい者への先入観を見事に崩す例会であったと思います。最初の緊張感は3名の講師の笑顔で解いて頂きました。また講師の皆さんのご理解のもと、自分たちが障がい者に対して失礼だと思っている質問も積極的にして良いとのことでありました。そのお陰でオブラートに包んだようなトークではなく、しっかりと気持ちを学ぶことができる機会となりました。

県においても9月議会に提出するつもりであった「愛知県障害者差別解消推進条例」が、障がい者団体による当事者の思いが入ってないという指摘により、今一度意見を聴取し、前文等を修正した後、12月議会に提出し直したということがありました。

まさに今回の例会で、当事者から直接話を聞くという事の大切さを身をもって感じました。

例会を設営いただいた委員長に感謝し、これからの政治活動にも今回の経験を活かしていきたいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。