「安全」「安心」「成長」の3つの柱を理念として、4年前にお約束した政策に果敢に取り組んでまいりました。全てではありませんが、概ねマニフェストを実行することができました。中でも、多くの皆さまからご要望のありました交通課題について、昨年10月にコミュニティバスグルーンの運行を開始できたことは嬉しく思います。
一方で新たな課題も出てまいりました。出生率減少に対する子育て政策のさらなる充実、コロナ禍で大打撃を受けた中部国際空港やアイチスカイエキスポを軸とした観光業の復活、図書館や文化会館など公共施設の今後のあり方、デジタル化やゼロカーボンへの取組など、常滑をさらに前へ進めるため、まだまだ成すべきことがあり、次なる4年間への挑戦を決意いたしました。これからどんな常滑にしていくのか、新しいお約束「マニフェスト2023」をまとめさせていただきました。
今後ともずっと住みたい街「ずっと常滑。」の実現に向けて、不断の努力で取り組んでまいります。
子どもが健やかに育ち、輝けるまち
〇子育て世帯の負担を軽減、医療費助成を18歳まで拡充
〇第三子以降の保育料、給食費を無料に
〇身体障がい児に対応するための児童発達支援センター体制整備を支援
〇不妊治療の自己負担分に対する補助制度の創設
創造性や豊かな心を育むまち
〇子供たちの健やかな成長を地域全体で支えるコミュニティ・スクールの推進
〇共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育、可能性を開くキャリア教育の充実
〇図書館、老朽化した文化会館や中央公民館等の今後を検討する委員会の設置
〇地域が誇る山車など伝統文化の支援、文化財の保存・活用
共に生き、支えあい、安心して暮らせるまち
〇半田病院と常滑市民病院の統合による安心できる医療体制の構築
〇健康に長生き、健診受診率の向上、オーラルフレイル・フレイル対策の推進
〇誰もが生き生きと暮らす社会の実現、障がい者の就労支援、農福連携支援
〇ひとり親家庭などへの支援強化、子供の貧困・児童虐待防止への取組
安全な暮らしを守るまち
〇防災担当チームの体制を強化し、地域と連携した防災力のさらなる向上
〇防災DXの推進、まちの安全を守る防災カメラ・防犯カメラのさらなる設置
〇緊急時や災害発生時に迅速に対応できるよう、消防・救急体制の強化
〇ゼロカーボン推進のため、一般家庭向け住宅設備等補助制度の創設
快適に過ごせる生活基盤が整備されたまち
〇コミュニティバスグルーンを中心に住み続けたい地域公共交通網の整備
〇下水道接続率向上のための奨励制度創設
〇大曽公園の整備を計画的に推進
〇空き家・空き工場等の利活用に対する補助制度創設
魅力にあふれ、人が集い、進化するまち
〇中部国際空港、アイチ・スカイ・エキスポの背後地としての魅力向上
〇SNSや動画等を活用した戦略的プロモーションで国内外からの誘客を促進
〇農業・漁業・窯業・商業振興のための各種施策の強化
〇西知多道路周辺での新たな産業用地の創出
みんなで創る、持続可能なまち
〇デジタル化のさらなる推進による市民の利便性向上、業務のスリム化
〇地域のやる気を形に、ボトムアップ型のまちづくり支援
〇男女共同参画の推進、国際交流・多文化共生の促進による多様性社会の実現
〇多角的に効果を検証し、計画的・効率的な財政運営の推進