内閣改造

野田内閣の改造が行われました。

5人の閣僚が交代。
法務大臣に滝実議員、農林水産大臣に郡司彰議員、国土交通大臣に羽田雄一郎議員、防衛大臣に森本敏氏、郵政民営化・金融担当大臣に松下忠洋議員の5氏が新大臣となりました。

気になるのは森本敏新防衛大臣です。
確かに防衛に関しては深い見識を持った方だと思います。防衛大学を出て、航空自衛隊にも所属。また麻生内閣においては防衛大臣補佐官に起用されるなど、見識、人脈共に申し訳ない方だと思います。
残念ながら知識に乏しい大臣が続き、なぜもっと防衛に明るい人物を選んでくれないんだという一国民としての失望感がありました。外交同様、防衛は日本という国の要にあたる部分で、一度の失策で失うものの大きさは計り知れない分野です。地方自治において某都市の素人集団のような地域政党が躍進しようとも、外交防衛を抱える国政では絶対にその様な事が起きてはいけないと強く思っています。

そのような大事な分野のトップになるのに森本氏の見識は、先ほども書いたように申し分ないと思います。ただ、国民の信託を受けていない民間人に防衛のトップを任せられるのか大いに疑問に思います。相応のポストで知恵をだしてもらうことは願ったりかなったりだと思います。だけど有事の時の責任までをも民間人に取らすというのはいかがなものかと思います。もちろん野田総理に任命責任はあるわけですが…。

ケツを持つのはあくまで政治家の仕事ではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。