阿久根市と名古屋市

竹原前市長に対するリコール成立に伴う阿久根市の出直し市長選が16日投開票され、新人の西平氏が初当選しました。

全国から注目を集めたこの選挙ですが、最後は前市長の強引な手法に市民が「ノー」を突き付けた結果となりました。

近年、いわゆる改革派と呼ばれる首長が全国で多く現れ、閉塞感漂うこの時代を何とかしてほしいという市民国民の皆さんの思いが伝わってきます。
しかし報道で見る阿久根市長の手法はあまりにも強引な手法で、おおよそ民主主義の中で物事を運ぶということから大きくかけ離れたものでした。

今回の市長選の結果がそれを物語っていると言えます。

しかし敗れた前市長の竹原氏も47.3ポイントの票を獲得しており、市民の変革に対する思いは未だ高いと言わざるをえません。

名古屋市も本日より議会のリコールに対する住民投票が告示されました。
これまでの議会、そして河村前市長の手法を市民がどのように判断するのか。この住民投票と市長選の結果を注視したいと思います。

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衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。