平成29年6月議会での一般質問

23日に本会議場にて一般質問を行いました。

1、地場産業である窯業の振興について

Q:県は若者の人材確保、販路拡大を支援するとのことだが、どのような取り組みを行うのか。
A:今年度新たに「地場産業若者人材確保支援事業」により、先導的な取組について普及・情報提供を行う。また人材の積極的な採用・定着を図るため、専門家による助言を行う。販路拡大については常滑焼の産地で「海外バイヤー招聘事業」を行う。JETROのネットワークを活用し、海外バイヤーを発掘し、商談会を開催する。

Q:県内窯業の日本遺産認定を受け、県としてどのように関わっていくのか。
A:ブランド力の強化や販路拡大につなげることが重要で、産地組合と一体となり、ストーリーや瀬戸焼・常滑焼の魅力を積極的にPRする。

Q:県と友好関係にある地域との窯業を通した友好関係を深め、相互の発展員向けた取り組みを強化すべきだが。
A:友好交流の一環として宜興市で行われる、常滑・宜興の両産地の展示会では事前PRや開催当日の出展ブースでのサポートを含め、上海産業情報センターが全面的に支援する。両国の産地企業が行う友好交流を県としてもしっかり支援する。

2、アジア諸国との国際交流について

Q:「専門高校生海外インターンシッププロジェクト」ではどのような取組と成果があるか、また今後の取組は。
A:国際感覚を身につけた産業人材の育成を目的と市、平成27年度はシンガポールとマレーシアに各4名、平成28年度はタイに8名の高校生を派遣している。知識や技術を学ぶだけでなく、アジア諸国での日本人の活躍を見て、グローバル社会での活躍への思いを強めている。今年度はベトナムでへの派遣を予定しており、広い視野と国際舞台で活躍する人材育成に努める。

Q:「愛知のものづくりを支える留学生受け入れ事業」の成果はどうか。また優秀な外国人人材の確保に向けた今後の取組は。
A:平成25年度から毎年10名、延べ40名を受け入れた。本年3月までに修士課程を修了した15名が県内企業に就職している。就職先からは、高い評価と留学生採用拡大への期待の声を頂いている。また取組むべき課題も見えてきた。現在、来年度からの新しい国際戦略プランを検討しているところであり、多くの留学生が県内企業へ就職し、優秀な外国人人材として活躍することに繋がる取組を検討する。

※詳細は議事録が出てからご覧いただければと思います

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。