名古屋港管理組合にて一般質問

名古屋港管理組合にて「空見地区大規模展示場整備計画」について質問しました。

名古屋港は日本の主要貿易港であり、平成28年の総取扱貨物量は15年連続日本一で、貿易黒字額、完成自動車輸出台数も日本一であります。

現在名古屋港では物流を支えるべく機能強化にあたり、愛知・中部エリアのものづくりをこれまでも、そして今後も支える大切な港であります。

また本年4月には日本初のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」が開業するなど、工業と賑わいのある港となっています。一方で、交通量が増加するなど、解決しなければならない課題もあるのが現状です。

そんな中、名古屋市が空見地区に大規模展示場を建設する計画を発表し、その調査費が計上されることとなりました。名古屋港管理組合としてどのように考え、またどのような手続きが必要であるか、質問しました。

Q、空見ふ頭と金城ふ頭を今後どのように開発していくのか。
A、平成30年代後半を目標年次とする港湾計画に基づき、それらの取扱機能の強化・拡充を図る。【副管理者】

Q、名古屋港管理組合として、大規模展示場を整備する場合に必要となる手続きは。
A、土地利用計画を「工業用地」から「交流厚生用地」へ、臨港地区内の分区を「工業港区」から「商港区」等への変更が必要。こうした手続は、本組合を構成する県と市の合意がなければできない。【担当部長】

【大村管理者】
空見地区には様々な問題点があり、大規模展示場を整備する適地ではなく、事業化できない。土壌汚染調査、交通アクセス対策など莫大な費用と時間がかかる。


2017.03.28 読売新聞朝刊

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衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。