常滑市戦没者合同慰霊祭並びに常滑市遺族大会が開催されました。
戦後69年、これまでの日本の繁栄に対し御英霊に感謝申し上げると共に、恒久平和を祈念させていただきました。
私は海外を旅することが好きなのですが、旅をすればするほど日本という国が大好きになります。これほど物が溢れていて、街がきれいで、電気や上下水道といったインフラが整備されていて、何よりも規律をしっかりと守り、人に対して優しく接することの出来る日本人が暮らすこの国は、世界を知れば知るほど素晴らしい国なのだと気付かされます。
こんな素晴らしい国があるのは、やはり戦時中に郷土を思い散華した先人たち、そして終戦後に郷土を立ち直らせようとした先人たちの思いあってこその今の日本の繁栄だと思っています。
いまこの日本を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。内部ではこの素晴らしい日本の国に気づかなくなり、ひたすら政治批判を繰り返し、他国の良い部分だけを取り上げ、マスコミのプロパガンダに流される勢力。外部では中国や韓国など、我が国の領土を過去の清算を反故にして侵犯しようとするやからの横暴。
黙とうの時間や追悼の言葉の時に、ふと昨年行った知覧や、年頭に行ったミヤンマーでの日本墓地を思いだしてしまいました。御英霊の郷土を思う気持ち、そして戦わざるをえなかった時代に翻弄された悔しさ。様々な思いの中で今の日本があるということをしっかりとかみしめ、これからどの様に故郷を守っていくのか考えていかなければなりません。
私はまず、この日本がいかに素晴らしい国なのかを日本国民に知ってもらい、そして日本国民であることに誇りを持ってもらいたい。そうした中で集団的自衛権などの議論をなさないと、マスコミに踊らされたような意見や批判しか聞くことがなく、自分の言葉で日本の将来について語ることが出来ない人たちが溢れてしまうのではないかと愚考する。
少し感情的な文章になってしまいましたが、私の国を愛する気持ちの表れだとお許しください。いずれにせよ、改めて先人たちに感謝と哀悼の念を捧げる日となりました。