今年も陶祖祭が行われました。
陶業陶芸の祖、鯉江方寿翁を称える祭です。常滑を見下ろすことのできる天神山にある陶像は、大正三年に完成したもので、昭和四十三年に常滑市文化財の指定を受けました。
鯉江方寿翁の歌があるのですが、その中には在りし日の常滑焼の隆盛が書かれています。現在は業界にとって厳しい状況が続いていますが、全国に名をとどろかせる「常滑焼」、業界と行政が知恵を絞り、一層の努力をしていかなければなりません。
また観光としても、常滑が磨き上げるべき地域の資源が焼き物であることは明らかであります。しっかりと取り組んでいかなければなりません。