日本時間6日、今年のノーベル化学賞に、北海道大学の鈴木章名誉教授(80)とアメリカ・パデュー大学の根岸英一特別教授(75)が選ばれました。今回の受賞で日本のノーベル賞受賞者は18人となりました。本当にうれしい出来事です。
近年、数学や化学などの学力低下がしばし話題になることがあります。しかし今回の両氏の偉業により、多くの子供たちにもっと化学分野に関心を持ってもらい、それが学力向上につながれば幸いです。今年は小惑星探査機「はやぶさ」の帰還といった素晴らしいこともありました。日本の頭脳、技術は素晴らしいと改めて認識できる2つの出来事です。
中国のレアアース輸出停止により、日本が資源輸入大国であるということを改めて認識しました。だからこそモノづくりでは負けてはなりません。
そのモノづくり日本を支えていく子供たちに希望を与えてくれた今回のノーベル賞受賞を心から祝福いたします。