今朝の中日新聞、テレビの裏のページの所に石巻に関する記事があった。
◆中日新聞「石巻の住職、保育園建設へ私財」(2013.02.21)より
震災後、高台にある洞源院には約400人の被災者が逃げ込み、その後多くの方が避難生活を送った。東北の新聞である河北新報を始め、多くの全国紙で取り上げられている話です。住職の小野崎さんが「本来の朝のお勤めをしたい」というと、みんなが参加するようになり、辛い避難生活をみんなで乗り切っていったという。
その小野崎さんが今度は私財をなげうち、地域のために保育園を作るのだという。素晴らしい話だ。
なぜこの事をブログに書くかというと、実はその小野崎さんのご子息と自分は大学時代仲が良かった。愛知学院大学には宗教学科があり、全国から多くの寺の息子たちが集まって来て、修行前に勉強をしている。学年は1つ2つ下だったが、同年の仲の良い寺の息子を介して小野崎君とも一緒に時を過ごしていた。自分が卒業して以来、音信が途絶えてしまったが、震災後、東北に住む別の友人から小野崎君の家は大変だという話を聞かされると同時に、無事だということも確認できた。
震災後、2度ほど石巻市を訪れたとき、お寺に顔を出そうかと迷ったが、忙しいかと思い結局行くことはしませんでした。しかし、新聞記事を通じて住職であるお父さんやお母さんと共に頑張っていることがわかり、個人的にはありがたい記事だと思い、ブログに記しました。
今度石巻を訪れる機会があれば、ぜひ会って激励できればと思います。