宮城、岩手におよそ一年ぶりに行ってきました。
一年たって街がどのように復旧復興されているのか、また広域処理をと言われるがれきはどの様な現状なのか、今東北の人たちに何が出来るのか。そんな事を思いながら車を走らせていきました。
実際に現地に到着し、同じ場所に行くと散乱していたがれきが綺麗に片づけられており、行きかう人たちの姿が多くある所もありました。もちろん車は復旧工事中のトラックが多かったです。しかし一方で壊れた道路や橋、水路など復旧工事がなされていない場所も多くあり、この被災地全体の復興はまだ多くの年月を必要とする事を実際目で見て感じました。
政府の立てる目標、実際の復旧復興の進捗状況、そして何よりも現地の人たちが何を望んでいるのか。今一度精査して、全国の自治体や私たち一国民が支援できる事を考えるべきではないかと感じました。
被災地の一刻も早い復興を願うばかりです。
※以下は写真の羅列によるただの現状報告になっている事をご理解下さい。
2011年6月の宮城県亘理町の様子
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亘理町の今回の状況
がれきがなくなり、電柱が整備されていました
塩害から立て直された田んぼが緑色になっており、災害に負けないという強い思いを感じる事が出来ました
宮城県名取市は前回行きませんでしたが、大きな被害のあった閖上地区では復興のための宅地嵩上げ計画の実際の高さの盛り土
宮城県石巻市のがれき
がれきの上の重機と比べるとその大きさがよくわかります
2011年6月の石巻漁港の様子
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少し場所は違いますが現在の漁港
地盤が沈下していたので50cm以上は嵩上げしてありました
漁船も多く停泊しており、また冷凍トラックも行きかいにぎわいを取り戻しつつありました
半田商業高校の皆さんがハートツリーの売り上げで支援した石巻女子商業高校の校庭はがれき置き場となっていました
少し考えさせられる光景でした
南三陸町の新しく出来た道路の脇に置かれたがれき
三陸鉄道は分断されたまま
南三陸町のがれきを分別する場所
コンクリート
木くず、たたみなど
各地で復興市場としてプレハブで営業する商店街があり、地元の皆さんんが笑顔交じりで働いていました
平日ということもあるのか人影もまばらでしたが、多くの皆さんがここに来て少しでも利用してあげることも支援の一つになるのかと考えていました。
石巻市の復興市場
南三陸町の復興市場
気仙沼市の復興市場
岩手県陸前高田市、松原公園に置かれたがれき
近づけない一本松を遠くから