ワイドショーよりも大事なこと

改正介護保険法が参議院本会議で採決が行われ、与党や自民、公明など賛成多数で可決、成立しました。

「菅総理はいつやめるのか?」「石原氏の失言に福島氏が…」
ワイドショー的な政局ネタにメディアの多くは反応し多くの時間を割いて報道するが、大事な法案でもメディア的に妙味に欠ける出来事はさらっと放送して終わる。
メディアにはしっかりと大事なことを国民に伝えて頂きたい。

今回の法改正によって以下の点などが盛り込まれています。

○在宅で生活している高齢者が24時間対応できる訪問介護サービスを介護保険で利用できる。
○これまで原則、医師と看護師にしか認めてなかった「たん」の吸引等の医療行為を介護職員にも認める。

といった内容です。

財源確保の為に今回の法改正にあたって所得が高い高齢者などを対象に自己負担の引き上げも検討されましたが、各所から反対の声が相次ぎ見送られる事となりました。

少子高齢化が進む中、介護保険制度に係る財源の問題は私たち若い世代にとって大きな問題です。
未来にツケをまわさない為にも大きくメスを入れて欲しい部分でもあります。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。