介護研修会

昨日は介護センター赤い屋根で行なわれた「赤い屋根開所6周年公開研修会」に参加してきました。
参加者は常滑市と近隣市町の介護従事者の方々で、第一部は前衆議院議員の伊藤忠彦氏による講演会。第二部は多くの有識者がパネリストとなり、様々な介護問題について語っていました。
大きく分けて以下の2点が問題となっていました。

①増えつづける高齢者に対する施設不足

②介護従事者の処遇・報酬

施設不足に対しては、胃瘻(いろう)に対する考え方を変える事。また家族による介護などの意見がありました。
処遇・報酬に対しては、結婚して一家を支えるのに相応しい給料が貰えないのを理由に職場を離れる方がいるという話。

処遇・報酬に対しては、結婚して一家を支えるのに相応しい給料がもらえないのを理由に職場を離れる方がいるという話。またこの不況下では報酬はそれほど低いとは思わない。などなど様々な意見がありましたが、やはり処遇改善を望む意見が多かったように思います。

すぐに答えが出るような問題ではないので、スッキリとしたものを得たわけではないですが、今後行政が取り組むべき問題を改めて認識できました。

私自身介護に携わってきた事もあり、現場の問題点、苦しみなどを見てきました。その経験を生かして、介護全般が良くなるように取り組んで行きたいと考えております。
また介護問題は高齢者のみではなく、今後も増えつづける介護の為の財源を支える若者世代にとっても大きな問題であります。決して他人事で済まされる事ではないので、しっかりとした認識を持ち、介護問題と向き合っていかなければなりません。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。