農林水産委員会の有志にて県外調査

農林水産委員会有志による県外調査が行われました。

最初は産地直送の新たなシステムを築いた「ドクター・オブ・ジ・アース」へ。民間会社ですが、調査を快く引き受けて頂き、ありがたい限りです。

平成19年に河村社長により設立された会社で、現在17名の社員の方で運営されています。

のら産直システムというものがこの会社の核であり、農業の活性化を通じて地球環境の改善に貢献、そして新しい農業流通インフラの創造を会社のミッションに掲げています。

これまで産直から消費地、特に飲食店などへの流通システムにはロットの問題、品目の問題、発注の煩雑さの問題など、数々の課題が解決されず、なかなかビジネスとして成り立たない状況でありました。そこにメスを入れ、新たな流通の仕組みを作り上げ、産直野菜を全国に届けれるようにしたのが、のら産直システムでした。

まさに河村社長の熱意、そして生産者・消費者の理解のうえに成り立つものでありました。

近年、産直の販売所が生産地には多くできてきました。そこよりは1日程リードタイムが変わりますが、全国のこだわり野菜を全国へ配送できるシステムの構築は、農家にとって、消費者にとって大きなことであります。

社長の熱意に圧倒される調査でしたが、農業の可能性を感じることができました。

 

夜には社長から紹介して頂いた納品店で食事しましたが、見たこともない種類の野菜を始め、全てがこだわりの野菜、美味しかったです。

翌日は鹿児島県大阪事務所へ。
農産物に対する県の出先機関の役割を調査。

鹿児島県は全国でも有数の農業生産県であり、職員の皆さんは市場調査、販路拡大に取り組んでいるとのことです。

かつては愛知県も大阪事務所があったようですが、現在はありません。「いいともあいち」運動を展開し、全国6位の農業生産県である愛知の農産物をどうやってより全国へ広めていくのか。ヒントを頂きました。

所長さんが愛知は車のイメージが強かったけど、皆さんが来るにあたり調べたら農業も盛んなんですねと仰っていました。これが愛知の農業の現実かもしれません。

まだまだ伸びしろたっぷりの愛知の農業、しっかりと全国に、そして県民の皆さまに広げていきたいです!

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。