畜産議連リトアニア

リトアニアでは七面鳥の加工場、牛・羊を飼育し、乳製品を加工したり、観光農業を行なっている施設を調査しました。

移動はバスなのですが、農場などがある場所なので、移動時間が長いのですが、山のない平坦な土地に、ひたすら麦畑や草木があるだけの景色は、まぁ…見飽きますね。

七面鳥の工場は衛生面で大変気を使っており、施設もとても綺麗でありました。生肉とソーセージやハムなど加工品を扱っているのですが、今後は日本にある某テーマパークで扱ってもらうべく、現在サンプルを送り、テストしてもらっている段階だと話を伺いました。

 

農場では牛・子牛・羊を飼育しており、チーズなど乳製品を加工していました。食用の肉牛もいました。250ヘクタールの土地でエサも作られていますが、肥料などは使わず、牛のフンを使うとのことであり、全てが完結する畜産とのことです。
オオカミやキツネの被害に悩まされるとのことですが、広さが広さだけに、大変そうです。

 

EUとのFTAが大枠合意とのことで、今後こうした加工品が日本により入ってくると考えられますが、今回視察した現場での内容を活かし、畜産業の皆さんと様々な話がしていければと思います。

夜には在リトアニア日本大使館にて、重枝特命全権大使らと意見交換を行いました。リトアニアなどバルト三国はアジアとの交流がない。愛知県は杉原千畝さんとのご縁もあり、愛知とリトアニアが良好な関係を築き、それを足がかりに日本とバルト三国の関係を強化できたらいいという話がありました。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。