悲惨な大地震

ニュージーランド・クライストチャーチで起きました大地震で倒壊した街の悲惨な現状が多く報道されていますが、一刻も早い皆さんの安否を願わずにはいられません。ご家族の方々の気持ちを思うと大変心苦しいかぎりです。
日本からの救助隊も現地入りしていますが、ぜひ最後の一人を救出するまで頑張って頂きたいと思います。

現在は救助活動で精一杯で、これから倒壊の原因究明が行なわれると思いますが、一部報道では建物の構造が明らかにおかしいとの見方があります。
日本では建物の耐震化がすすめられていますが、公共施設や一般ビル・家屋などまだまだ耐震化工事が行なわれていない箇所もずいぶんあると思います。

常滑市でも真っ先に思いつくのが常滑市民病院です。老朽化がはげしく、耐震化工事が出来ないということで、現在新市民病院の建設に向けて動いているところだと思います。
市内の小中学校はほぼ全て耐震化工事は終了しています。

また一般家屋(木造住宅)の無料耐震診断も平成14年から行なっておりますし、診断結果のうえ一定基準の改修を行なう場合は、60万円を限度に補助金の制度もあります。

今回の悲惨な現状を目の当たりにし、また近いうちにこの辺りには大きな地震が来ると言われている今、日頃からの備えが大事だと改めて感じました。
また大きな地震があった時、まずは地域で助け合わなければいけません。無縁社会と言われていますが、有事の時にコミュニティというものが重要になってくると思います。そのコミュニティをどう立て直していくかも、これからの政治行政に与えられた大きな課題だと思います。

皆さまが安心して暮せる社会の為にこれからも頑張ってまいります。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。