素晴らしい青空のもと、天神山にて陶祖祭が執り行われました。
鯉江方寿翁の功績を称える祭りです。立派な陶像が建立されており、常滑焼に思いをはせることのできる素晴らしい場所であります。
常滑中学校の生徒およそ20人とともに、参加者は「鯉江方寿翁の歌」を歌いました。歌詞は実に12番まであり、常滑が焼き物の町として隆盛を誇っていたころの光景がおもい浮かびます。焼き物業界にとって、次の世代へ技術を継承することはとても大切なことであります。合わせて、常滑の子どもたちには、常滑焼は故郷の誇りであるという気持ちを持ってもらいたい。常滑市民としてのアイデンティティーを持ち、社会人となっても全国で活躍する中で、常滑焼の素晴らしさを発信していってほしいと願っています。本日このような行事に出席したことが、郷土教育へとつながることを期待しています。
現在、焼き物業界は大変厳しい状況下にありますが、首都圏や中国など海外でで販路拡大を図るべく、焼き物関係者は努力をしており、何とか常滑焼の発展につなげていきたいと、本日改めて感じました。私も微力ながら頑張っていきます。