和久さんの名言

愛知県常滑市は6日、同市消防本部の男性救急救命士(38)が今年2月に救急救命士法で認められていない点滴治療を救急患者に施したことを明らかにした。
(2011.03.07 毎日新聞http://mainichi.jp/select/today/news/20110307k0000m040112000c.html )

 

先日、起きた救急医療の件です。
38歳の男性救急救命士が法律で禁止されている行為を行い、結果ショック状態だった会社員は快方に向っている。しかし、違法行為であり、市は処分を検討しているという。

まずは法律で定められた事を超えてしまった男性救急救命士は処分されて当然だと思います。

人としてどれだけ立派な行為であっても、それを破れば相当の処分を受けるのは当然だと思います。それは日本が法治国家だから。
行政と言う立場上、処分しなければならないですが、男性救急救命士の行動を評価し、賛辞をおくる市民国民もいるとは思います。
先の尖閣諸島ビデオ流出問題でも、海上保安官は処分を受けました。当然です。しかし海上保安官を悪ととらえず、むしろ英雄扱いする声も多く聞こえてきました。

数年前、私が秘書をしていた頃、近所の料理屋で隣になった男性と意気投合し話をする機会がありました。
その方は同じく救命救急士で、緊急の医療行為が行なえない今の現状を嘆いておられました。その方の一人でも多くの命を助けたいという思いに私はすごく共感し、長い時間話をさせて頂きました。
翌日、その旨の件を聞いてみました。(どこに聞いたか忘れてしまいました。間違った事はいえませんので、特定した名前は出さないどこうと思います)
回答は非常に空しいものでした。
「現状では医師会との絡みもあり難しい」
といったようなことを言われました。
分かったような分からないような回答に無力感を感じました。

そのとき以来心に誓った言葉を思い出しました。

「正しい事がしたければ偉くなれ。」

 

踊る大捜査線というドラマで今は亡きいかりや長介さん演じる和久さんの名言です。
頑張っている人の為に社会の不条理をなくす。
その為に政治を志す私の原点です。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。