豚流行性下痢(PED)が流行る

子豚感染すると高い確率で死に至る伝染病「豚流行性下痢(PED)」が全国的に流行しているようです。

PEDは糞に含まれるウイルスが原因の伝染病で、子豚が感染すると激しい下痢を起し、脱水症状となって死ぬ病気のようです。回復すれば食用として出荷できるなど、人への影響はないそうです。

愛知県内でも4月6日までに7件、2,960頭が発症し、1,600頭が死亡しているようです。(この数字の中には殺処分等も含まれているのかどうかは分かりません)

◆農林水産省 豚流行性下痢について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/ped/ped.html

知多半島には多くの畜産農家があり、かつて鶏インフルエンザやBSE(牛海綿状脳症)の時は、多くの農家が苦労している様子を見てきました。

今回の流行が、農家に甚大な被害をもたらさない事を願うばかりです。

とは言え、すでにスパーなどで豚肉の値段は徐々に上がっているようで、家計にもたらす影響は出てきています。

一刻も早く、この伝染病がおさまることを切に願います。

4月6日現在の発生状況(農林水産省HPより)

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。