常滑市行財政再生プラン2011

常滑市行財政再生プラン2011(案)が発表されました。

財政中期試算において平成23~25年度の3年間で約30億円の財源不足が見込まれることとなりました。こうした背景をふまえ、今回の再生プランが発表となりましたが、厳しい常滑市の財政を考え、内容的にもだいぶ切り込んだ厳しいものになっていると思います。5年間での削減総額は71億円とのことです。主な削減項目は以下の通りです。

【職員人件費(37億円)】
○職員の定員を適正化すると共に、特別職・一般職の給与削減

【投資的事業(12.8億円)】
○土地区画整理事業
○下水道事業

【施設(6.6億円)】
○老人憩の家、ゲートボール場
○幼保育園、児童館の統廃合・民営化
○公民館、図書館の見直し・統廃合
○小中学校の適正配置を検討

【事務事業(7.9億円)】
○交通指導員の勤務縮小・単価引下げ
○敬老金の削減・廃止
○事業系ごみの分担金削減
○学校教育関係事業費の削減
○生涯学習指導員の削減・廃止
○重度心身障害者介護者手当ての廃止

【イベント・行事等(0.5億円)】
○敬老会の廃止
○市民運動会の廃止

【補助事業(0.9億円)】
○交通安全推進協議会補助金の見直し・削減
○農業まつりの負担金削減
○常滑焼まつりの補助金削減
○体育協会の補助金削減

また、税収増加策としては以下の項目があります。
○市税収納率の向上
○企業誘致
○行政組織の見直し、職員研修のあり方見直し

その他特筆すべき点としまして、先の事業仕分けにおいて廃止判定をうけた常滑市民文化会館、消防空港出張所は見直しての継続という事になりました。また受益者負担金の見直しということで、市民の皆さんにご負担いただく項目も盛り込まれていました。
○家庭ゴミの有料化
○保育料の引き上げ
○各施設の利用料引き上げ

不況の苦しい折に皆さまにご負担頂くのは難しい選択であったと思います。しかしこの様な時に民官一体となり乗り越える事が必要だとの行政判断だと思います。
全てのプランはしっかりと実行してこそ意味のあるものです。市民の皆さんにもご負担をお願いする以上、常滑市の未来の為にぜひやり抜いて頂きたいと強く申しておきたいと思います。

 

常滑市役所 「常滑市行財政再生プラン2011」
http://www.city.tokoname.aichi.jp/ctg/15700210/15700210.html

毎日新聞 「常滑市財政再生計画 5年で歳出71億円削減 病院建設費を捻出」
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101216ddlk23010204000c.html

朝日新聞 「常滑市行財政再生プラン市民病院新築前倒し」
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001012160003

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 辰矢

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。