議場をIT化?

議場もIT化?・・・地方議会にiPad導入の動き

読売にこんな記事がありました。
地方議会にiPadなどタブレット型の多機能情報端末やスマートフォンを導入する動きが出ているというもので、その中で紹介されているのは、「佐賀県議会では1月から議員への事務連絡の文書や資料の配布をiPadでのメール送信に一本化した。」とある。全議員にFAXを1枚送るのに1時間ほどかかるのだそうだ。
確かに昔いた代議士事務所でもFAX送信にはすごく時間がかかりました。

私はiPadやスマートフォンは使うし、しっかりと使えば非常に便利だと思います。

議会改革というのであれば、時代の流れに沿うよう、そういった端末を議場に持ち込めるようにした方がいいと思いますし、合わせて大容量の資料を瞬時に見ることができるよう、要所要所にはWiFiを設置してほしいと思っています。
また私は議会からもらった資料などは全てスキャンスナップでPDF文書として読み取り、データとして保管しています。そうすることで紙とは違いかさばらず、とっても楽ちんです。
そもそも、パソコンで作った資料を紙に印刷し、その紙をまたデータ化してパソコンに入れること自体に違和感を覚えることもあります。
最初からデータでもらった方がいいと思う時がよくあります。

使い方次第ではiPadやスマートフォンは非常に便利なものだと思います。
ただそのやり方だけだと、パソコンを触るのにも四苦八苦する方々には使いこなすのは到底困難だと思いますし、慣れない画面で見る書類より、紙で見てそこにペンで書き込んだ方がいいのではと思います。私だってメモは紙に書きますし。

便利なものはどんどん使った方がいい。
だけど使わない選択肢も残すべきだと思います。
要は使いたい人が使える環境になればいいんではと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。