西之口の山車の一つである「西寶車」の修復披露記念式典が行われました。
文化庁の事業を活用し、今回山車の屋根を修復し、それらが完成したとのことで披露されました。1835年に建造された大野町が所有する山車を、1863年に米70俵で譲り受けた車であります。それから大切に地域で守られてきたわけです。私は山車のない地域で育ったので、山車に関してはまだよくわからない部分が多いですが、とても大切なものであるのは言わずもがなですが、地域の人々を繋いできたものであったのかと思います。
式典後にからくり人形が披露されましたが、「文字書き」を見ることができました。凄いですね、これ。狭い山車の2階で5人の人で操っているそうです。なかなか味のある「祝」の文字を書いていました。
いよいよ来月からは市内でも春の祭礼が始まります。新しいお車が快晴の下で地域の皆さんを楽しませることをご期待申し上げます。
