近年、東南アジアの発展は目覚ましく、世界中から注目されている所です。世界の工場である中国からどのようにシフトしていくのか、特に日本は中国でビジネスをし続けていくことのリスクが年々大きくなってきているのが現状であります。確かに消費の観点で、中国の人口は見捨てることのできない規模であり、今後も消費大国としての存在感は大きいと思います。しかし、こと生産となると人件費の高騰、政治的リスクなどを鑑みると、もはやより人件費の安価な国に生産をシフトしている流れも多くあるようです。
この雑誌の中で興味のある記事の中に、各国の平均人口です。
日本45.8歳、タイ35.1歳、インドネシア28.9歳、ベトナム28.7歳、ミャンマー27.6歳、マレーシア27.4歳、フィリピン23.3歳なんだそうです。
いかに日本が高齢化社会の中にあり、いかにこれからの東南アジアが若者であふれたポテンシャルのある国なのかが良くわかります。
日本のバブル経済が終わった頃、自分はまだ中学生でした。そのころ世の経済社会がどうだったのか、全くわかりません。いま東南アジアはバブルの国も、これから経済成長期へと向かう国もあり、非常に活気にあふれていることと思います。
事実タイには何度も行きましたが、他の国に比べて一足先に経済成長を遂げているタイは活気に満ち溢れています。その時のブログはコチラ
また、ついこの間からようやく民主化改革が進められているミャンマーは、日本の経済界の注目も大きく、これからのポテンシャルは計り知れない国だと言われています。タイは本当に成長し、初めて訪れたときよりもずっと発展し、若者文化も日本と同じ印象を受けるほどです。対してミャンマーはアジアを象徴するかのような、混沌とした中から這い上がろうとする、溢れんばかりのポテンシャルを抱えた国だと拝察します。ぜひ一度訪れてみたいです。
アジアを肌で感じる事で、バブルを知らない自分も何だかワクワクし、エネルギーをもらえることが出来ます。国が成長し、人々が活気にあふれている。日本に無い物ねだりなのかもしれませんが、元気あふれる街を作るには、そういったエネルギーを吸収することも大切なのかと思います。最近少しへこみ気味で、そろそろどこかへ行こうかと思います。アジアでしょうが…(笑)