議員定数削減案を可決

常滑市議会本会議におきまして議員定数を3減とする議案が可決されました。これにより定数は18名となりました。

今回、市民の直接請求により6減(定数15名)の議案が出されました。これに対し、修正動議として3減の議案が出され、こちらが可決されたものになります。

この市民の直接請求にあたり、有権者の約4分の1にあたる10638名の署名が集められました。これほど多くの署名を集めるのには、多大な労力が必要であり、合わせて市議会を何とかしてほしいという市民の思いであると重く受け止めなければいけません。もし議会が先に身を切るなり、正すなりすれば市民の皆さんはこのような行動に出なくても良かったのかとも思います

今回の件で私が思ったのは、何の為の定数削減なのかという事です。

おそらく一番は、この厳しい財政状況の中において少しでも歳出を削減したいという事かと思います。しかしながらある議員の方の討論の中に、6減によって捻出される金額と3減+10%カットの金額の差は500万円となり、民意に大分近づけたというものがありました。

もし歳出削減が目的なら、これにさらにカットを上乗せすれば、署名を集めた際の目標の一つである1世帯あたり2100円以上の税金節約は達成できるはずです。
しかし、採決後の傍聴している市民の方々の表情を見ていると、妥協点を得て自分たちの主張が議会を変えたという安堵の表情はなく、ただ自分たちの思いが届ききらなかったという悔しい気持ちが伝わってきました。

人数は一つの目標であったのかと思います。
そしてこの市民請求には何とか議会を良くしたい、良くしてほしいという願いが込められているのだと思います。もし今回6減案が可決されたとしても、また数年後にはもっと減らせとなると思います。もし、今の議会が市民の満足いくものなら減らせという請求はおきないと思います。本質はそこではないのです。より真剣に常滑市政発展の為に頑張ってほしいという、議会に対する叱咤激励だと思いますので、真摯にとらえ、努力していかなければならないと思います。

別の話になりますが、本日、神田真秋知事が4選不出馬を表明しました。
中部国際空港開港、愛知万博、COP10開催など多くの功績を残されました。夕方のニュースで、「この愛知という大きな県において少し地味だった。」とキャスターが言っていました。知事が地味ではいけないのでしょうか?河村市長のように派手なパフォーマンスで視聴率をとらなくてはいけないのでしょうか?あまりにもマスコミ本位の発言で国民生活をめちゃくちゃな方向に誘導するのは本当にやめてほしいと思っています。神田知事の12年をそんな簡単な言葉で終わらせていただきたくはないと思います。

本日は長文で、厳しい言葉も交じってしまい申し訳ありません。
常滑市がまた新たな一歩を踏み出した、私にとって嬉しい一日です。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 辰矢

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。