常滑市成人式

常滑市成人式が行われました。
521名の方が新成人となり、これからいわゆる大人として社会に出るわけです。

式典の冒頭に一礼と国歌斉唱がありました。自分の座っていた席から国旗の方を向くと、自分と国旗の間の席にはや花魁状態の元気な男女が座っていました。彼らは元気な声で国歌を歌うなど、みんなで楽しそうに式に参加していました。

そんな彼らと国旗、そして君が代を歌う自分。

彼らがこれからこの国を支えていくんだなぁ~。

漠然と色々なことを考えてしまいました。

今は「今さえよければ」状態で楽しそうにやってるけど、いずれ社会保障など今よりも過度な負担を彼らに背負ってもらわなきゃ、今の60代くらいの人たちは年金貰って生活する事ができないわけですよ。何だか申し訳ない気持ちやら、一緒に頑張ろうという気持ちやら、とりとめのない思いが頭の中を駆け巡った瞬間でした。

今朝、成人式に関する報道番組を見てて、「ハタチはどれだけ一般常識を分かるのか」みたいなのがありました。その中で料理の「面取り」を分かる成人が何人いるのか検証していました。

面取りなんて料理をしなければ50歳になっても分かんない人は分かんないですよ。

それが大人の常識というならば、若者なら常識的に使いこなせるスマートフォン、それを使う事の出来ない大人は非常識な人ということになりますよ。

変な物差しで持って若者を未熟扱いするのはやめた方がいいんじゃないでしょうか。

成人を迎えた皆さん、おめでとうございます。そしてこれから共に日本、そして常滑を支えていきましょう。よろしくお願いします。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。