決断するということ

ギリシャの政治が大きく揺れているようです。

昨夜、寝る前に見たニュースから一転、今朝のニュースでは国民投票に諮る方針を間違いとしたパパンドレウ首相が、閣僚らによる辞任を受け入れたとのこと。
緊縮財政を条件とした支援策が盛り込まれた包括支援策の是非を国民投票で問い、否決であればユーロ圏を離脱。ギリシャの離脱は市場の混乱も招く恐れがあり、ドイツやフランスの首相も説得に乗り出す始末。

国民投票というのは結果において一番納得できる方法に見えるかもしれませんが、一番最後の尻拭いを国民の皆さんにお願いしているようにしか見えず、選挙で選ばれた市民の代表者たる議員や、議会から選ばれた内閣によって一番重要である「決断する」という職責を果たすべきではないのかと思ってしまいます。

常滑市においてもいよいよ新市民病院基本構想(案)が常滑市長に答申され、本日内容説明を受けてまいりました。「コミュニケーション日本一の病院実現」を基本理念に掲げ、様々な改革内容が盛り込まれた内容でした。基本構想について市は現在皆さまからのご意見を受け付けておりますが、そのご意見を参考にしながら、多くの議論を経て新市民病院建設について決断していかなければなりません。
しっかりと職責を全うしていきます。

◆新常滑市民病院基本構想(案)
http://p.tl/qhzB
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ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。