東京へいちご会(一期生の会)のメンバーと研修会や視察に来ております。
昨日は砂防会館にて新任議員研修があり、全国から多くの1期生議員が集まっています。3限の講義で、大森彌氏(東京大学名誉教授)による「地方議会をめぐる現状と課題について」、内貴滋氏(帝京大学経済学部教授)による「地方行財政について」、内田一夫氏(全国都道府県議会議長会議事調査部長)による「地方議会の概論について」、それぞれご講義をいただきました。いずれも新任議員として大切なことを教えていただました。
21日は朝6時20分に集合し、愛知県東京事務所の吉田所長はじめ皆さんにご案内いただき「大田市場」を視察しました。
愛知県は自動車産業を筆頭にものづくりが盛んでありますが、農林水産業も全国でも上位の出荷額のある品目も多いです。
日本一の花卉や農産物がどのように首都圏で流通しているのか、大変勉強になりました。
それにしても市場で動く青果の量はすごいですね。大都市圏の市場に圧巻されました。
愛知県の農林水産振興、これからも力を入れて取組んでまいります。
花卉のセリ風景
青果市場
その後場内で美味しい朝食をいただき、バスで有楽町まで移動し、「ふるさと回帰支援センター」へ。地方へ移住したい首都圏の人たちへ支援を行うNPO法人です。地方への移住希望者によるセンターへの問合せは着実に増加しているようです。
ただ、現在の人気状況は観光地ランキングと似たようなもので、北海道や長野などが人気のようで、愛知県はだいぶ少ないそうです。イメージが都市や自動車産業のまちであり、地方移住という希望にイメージが合致しないようです。
しかしながら愛知県には山や海といった自然もあり、また若い移住希望者が生活するための雇用もあります。今後はさらなる情報発信により愛知の魅力を伝える必要がありそうです。
充実した東京視察、現在は名古屋での会合に出席するために新幹線のなかです。気をつけて帰ります。