一般質問の意義

平成26年9月の定例会で行った一般質問を聞き、話したいことがあるという連絡を受けました。

1、農漁業振興について
2、ふるさと寄附制度のお礼品として農水産物等を活用してはどうか

この2つについての質問だったのですが、何か悪い事でも言ってしまったのかと、これまでお会いしたことの無い方だったので、不安一杯でした。

農業漁業に関わる方だったのですが、「先日の一般質問について農漁業についてよく質問をしてくれた。関心を持って取り組んでくれることがありがたい。」との嬉しい一言を頂きました。怒られなくてホッとしました…(笑)

農漁業に関心を持ってくれているからということで、様々なお話と建設的なご提案もいただくなど、とても有意義な意見交換を行うことが出来ました。実際に現場で取り組んでいるからこそのご意見など、自分にとってはとても貴重なご意見を多く頂きました。

常滑市議会においての一般質問は、議場で貴重な1時間という自分の時間をいただき、自分で決めたテーマについて質問することができます。また、傍聴はもとより、CCNC(ケーブルテレビ)が生中継するなど、市民の皆さんにとっても議員が何をしているのか知ることの出来る機会の一つであります。

一方で一般質問は議員のパフォーマンスの場だと揶揄される事もあります。確かに物事を協議したり進めていく中において、1年に4回、それも1時間しかない一般質問で全てが決まっていくはずもなく、やはり日頃から様々協議していかなければならないのが現実です。一般質問をしないから、議会活動をしていない、役に立たない議員だというのは違います。テレビに映っていない議員の方々も、市や地域の問題に日々取り組んでいます。

しかしながら今回このようなご意見の場をいただき、一般質問で一つの方向に対し風呂敷を広げることにより、今までお聞きすることの出来なかったご意見を頂く場を得られるということは、今後の活動において非常に意義のある事だったと自分自身感じることが出来ました。

一般質問って何だ…という複雑な気持ちがここ最近ありましたが、こういったレスポンスもあるんだと、改めて無駄ではないと感じることが出来ましたし、これからも地域の為に取り組んでいかなければと前向きな気持ちが強くなりました。

今回ご連絡いただいたことに感謝申し上げます。そしてこれからも鋭意活動していくことをお誓い申し上げます。

海苔養殖とセントレアのある風景

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。