中小企業振興基本条例

知多半島議員勉強会「一気の会」で中小企業振興基本条例について勉強会を開催しました。

講師に愛知県産業労働部の金田学氏をお招きしました。

愛知県はおよそ25万社くらいある中、99.7%が中小企業だとのことです。景気回復には大企業の動向や大企業への支援が注目されますが、中小企業が元気を出さないと地域が元気にならない、そんな思いのもとこの条例制定に尽力したそうです。

地方自治体の施策として企業誘致だけでなく、今ある中小企業を元気にすることこそ大切なのではないかとのことです。また中小企業振興基本条例を制定することにより、行政や市民の意識を変えたい、中小企業を取り巻く体制を変えたい、行政の施策を変えたいとのことです。

現在県内でも少しずつ、この条例制定に向けて動き出しているそうです。すでに制定して自治体もあると聞きます。知立市では市内にある大手チェーン店にも商工会議所等の経済団体に加入してもらうために本部に市がお願いに行かなければならないとの条文もあるそうです。

振り返ってみれば自分自身、あまり中小企業振興について考えたことがありませんでした。行政がどのように支えていけるのか、地域・市民がどのように関わっていけるのか、これからしっかりと学び、考えていきたいと思います。

本日は素晴らしい講演を聞くことが出来ました。

◆愛知県「中小企業振興基本条例の制定について」
http://www.pref.aichi.jp/0000055126.html

◆愛知県「中小企業振興基本条例」(PDFファイル)
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000055/55126/jyorei.pdf

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。