海上保安庁・空港管制塔など視察

総務委員会で中部国際空港へ視察に行きました。

常滑市消防との合同訓練の中で、市と協力関係にある施設を見学させていただけることになり、空港島内3か所を視察させていただきました。

海上保安庁の中部空港海上保安航空基地です。
海上の安全や密漁、密輸、テロなどの対策など、海上において日本の安全を守る国土交通省の外局です。中部国際空港を含む愛知・三重の海を守るのは第四管区海上保安部です。海上保安庁の概要を説明して頂き、その後基地所属のヘリコプターを見せて頂きました。以前はあまりなじみがない職業だったそうですが、海猿のヒットにより世間の認知が上がったそうです。尖閣諸島沖での件でも有名ですが、日夜、日本の海域を守っていただける尊い仕事です。

ヘリコプター「かみたか」のコックピットを見学

中部国際空港空港消防所です。
空港内の消火救助活動などを行う所で、空港会社が委託運営している消防所です。管制塔からの緊急指令に対し、24時間動ける体制を構築しています。国際条約に基づき、消防所から2分以内、遅くとも3分以内には空港の端まで到達することが決められており、万全の消火救難体制をとっているそうです。大型化学消防車や合同調整車と言われる災害時に最前線で指揮を執る車両など、合計7台を所有しています。

合同調整車の内部

国土交通省大阪航空局中部空港事務所です。
ここでは空港全体の司令塔である管制塔を見学させていただきました。会議室等で説明を受けた後、実際に管制塔の指令室で説明を受けましたが、多くの飛行機を数名の管制官が英語で飛行機のパイロットとやり取りし、順次離発着を導いていました。何だかとてもカッコいい仕事でした。いつだかドラマでやっていましたね。見ていませんが…。非常に貴重な体験をさせて頂きました。

中部国際空港の管制塔(※写真は総務省HP より)

管制塔の内部(※写真は総務省HP より)

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。