総務委員会視察①~岩手県釜石市~

本日より総務委員会の視察で東北に来ております。

調査項目は震災時の議会対応で、岩手県釜石市、宮城県塩釜市、名取市へ伺います。

本日は釜石市へお伺いし、担当の方に話を聞きました。
震災時、議会の対応マニュアル等はなく、議員がここに様々な方面で支援をしたそうです。そしてその対応マニュアルは現在も出来ていないそうです。やはり様々な意見があると同時に、こうするべきだときっちり決めてしまうのもいいが、状況に応じた柔軟な対応が必要なのではないかとの考えもあるということです。実際に震災後は想像していた状況とは全くかけ離れ、想像を絶する対応、行動を迫られたそうです。

また庁舎内での説明、質疑応答の後、釜石の奇跡と報じられたエリアをご案内いただきました。小中学生が逃げた経路、そしてその時判断した状況を説明していただきましたが、改めて防災教育の大切さを痛感しました。はたして今の自分に釜石の児童生徒と同じ判断ができたのか。とてもできるとは言えません。実際に大人たちが防災の大切さを子供たちから教えられる前に震災が起きてしまったのは反省点の一つだと聞きました。

明日は宮城県へ移動します。しっかり学んできます。

避難した児童生徒の小中学校があった場所。現在は仮校舎で勉強している。

復旧されていない山田線

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衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。