東京への日帰り出張です。
新幹線のお供に「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか(吉川良三著)」を選びました。
日本の電機大手八社の営業利益の合計よりもはるかに大きな利益を出すサムスンという会社。一度読んでおく価値のある本かもしれません。
10数年前、初めて東南アジアに行った時、一番人気はソニーだろうと勝手に思ってました。携帯電話一つとってみると、ソニーとサムスンで100ドル近い価格の差がありました。そして次第に製品に差がなくなると、人々はサムスンを選ぶようになったそうです。
現在ではめまぐるしく機能が進化する家電の中において、壊れない日本製よりも、安くてすぐに買い換えれるサムスンがいいと東南アジアの人が言っていました。
アジア最後のフロンティアとして今ミャンマーが注目されています。素早く企業進出を開始した中国・韓国に対し、現地から日本人はこう言われているそうです。
NATO
北大西洋条約機構や納豆ではありません。
No Action Talk Only
話すだけで行動しない
悲しい話です。日本企業は変わらなくてはなりません。スピード感のある意思決定は役所にも必要ですよね。