鬼崎海苔

いよいよ寒さ厳しい季節がやってきました。そして寒くなってくると海苔の季節だと感じます。

私が住んでいる常滑市鬼崎地区には鬼崎漁業協同組合があります。伊勢湾に面した鬼崎地区の漁場は良質のプランクトンが豊富で、少し赤みがかった歯ごたえのある大変美味しい海苔が収穫できます。

中部国際空港(セントレア)が出来てからはセントレア以南では美味しい海苔が取れなくなったといいますが、木曽川などから流れてくる海流が空港に当たり、空港より北にある鬼崎地区では影響なく美味しい海苔が収穫できています。よくこの辺りでは、箱根の山を越えれるのは鬼崎だけ、といいます。東京の銀座などの高級寿司店などでもよく使われているそうです。

そんな美味しい海苔が家庭に出回るのが12月頃ですが、地元ならではといえば焼き上げる前の海苔を買います。そして食べる前にそれをコンロやオーブンなどであぶって食べると、焼いてあるものより強い香りで、とても美味しいです。冷凍保存しておけば1年中美味しく食べる事が出来ます。以前、値段の安い焼き海苔を買って食べた事がありますが、全く味も香りもないもので、改めて鬼崎海苔じゃなきゃと思いました。

そんな美味しい海苔も、漁師の皆さんが朝早くから冷たい海の上で精魂込めて作っていてくれるお陰だと、感謝しています。

私はこの素晴らしい鬼崎の海苔がいつかセントレアから世界へ羽ばたいて行って欲しい、常滑ブランドを全国、世界に広めたいと思っています。常滑市が元気な街になるために、漁師の皆さんと共に頑張っていけたらと思います。

 

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。