SAKAI保育園

会派「創造未来」で常滑市坂井にあるSAKAI保育園を視察に行きました。

ここは本年4月に開所した民間が運営する保育園で、英語での保育が特色的な施設です。運営するNPO法人プレママクラブは知多半島や名古屋でいくつもの同様の保育園等を運営し、経験も豊富な団体です。今回、石川理事長より直接話を伺う事が出来ました。

本格的に英語での保育が始まるのは3歳からです。実際に私たちが見学させていただきましたが、先生たちの英語はネイティブのような素晴らしい発音で、ごく自然な形で子どもたちの保育に英語が使われていました。また先生同士の会話も英語でした。

私たちが教室の中に入ると子どもたちは「どこから来たの？」と日本語で問いかけてきました。塗り絵をしていたのですが、先生が「ナスは何色でしたか？」と話しかけると、紫色のクレヨンでナスを塗り始めていました。

この保育により自然と英語を聞く耳が鍛えられているんですね。小さなころは毎日が言語の勉強だと思います。そこに日本語だとか英語の区別はないんでしょうね。保育園に通うという生活の中で、子どもたちは知らないうちに2か国語を習得しようとしているんですね。他の言語を習得するには若いうちがいいんでしょうね。そのような環境が与えられた子どもは、バイリンガルにもトリリンガルにもなる事が出来るのでしょう。

一昔前なら英語は履歴書の中で特技だったかもしれません。しかしグローバル化が進んでいるこの先、英語を使った会話が当たり前になる日が来るかもしれません。実際に楽天やユニクロなど社内公用語が英語となっている会社もあります。

子どもたちの将来を願う親の教育の選択に、このような保育園が常滑市にできたことを素晴らしく思います。子どもたちにとって生活しやすい環境、良い教育が受けれる環境、これらをしっかりと考えていく使命が私たちにはあると思っています。頑張ります。