市内一斉避難訓練

平成24年第3回市議会定例会が開会しました。
23件の議案があり、しっかりと臨みたいと思います。

また市内の保育園、小学校、中学校で一斉避難訓練が行われました。鬼崎地区の生徒たちに混ざって避難訓練に参加しましたが、子どもたちは一生懸命訓練に臨んでいました。
避難場所である常滑市体育館には園児や小中学生たちが続々と集まってきました。
坂の上にあるので大人でも疲れてしまう所ですが、小学生の高学年の子たちは駆け足で上っていました。印象的だったのは小学生の女の子が、
「今戻ったら死んじゃうよ」
実際に震災が起きたかのような迫力ある声で友達を励まし合いながら坂を上る姿に、素晴らしいなぁと感心しましたし、鉄は熱いうちにではないですが、子どものころからしっかりと教育することの意味を改めて考える機会となりました。

避難後は鬼崎中学校の生徒たちと地域の方々を対象に名古屋大学の飛田潤先生より減災に関する講演会がありました。生徒たちはとても静かに聞いていましたが、先生たちの話によると避難時も集団でいるにもかかわらず、私語を発することなく取り組むことが出来ていたようです。
素晴らしい事です。

ただただ真剣に逃げる。
それだけの訓練ですが、非常に有意義で素晴らしい訓練だったと思います。
あれほどの園児、生徒たちを誘導した先生方も大変だったと思いますが、これからも宜しくお願いします。

常滑高校の坂を上る小学生たち

 

体育館の中で行われた飛田先生の講演

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衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。