市議会一般質問

一般質問が終わりました。

名古屋港南5区でのがれき処理について」質問させていただきました。

突然の知事発表による南5区での受け入れに対し、今現在どのような状況なのか。何もわからないことが市民の皆さんの不安を増大させているのかと思います。
それで情報量の乏しさを指摘させていただきましたが、市も同様に報道による情報が主なものだという事で、県の情報伝達の仕方に疑問を感じずにはいられません。今の現状では受け入れの判断をする材料は全くないに等しいと思います。

地元での説明をすると県は言いますが、地元とはどこを指すのか。これほど曖昧な言葉はないと痛感しました。どうも知事の言葉を聞いていると、地元の中に常滑市は頭の中に無いように感じました。今回の処分地に隣接する常滑に対する県の説明を求めるよう、市の意思を確認しました。

また漁業、農業、畜産業に対し、素晴らしい知多半島、常滑市の農畜水産物についての風評被害の懸念を示しました。特に処分場に隣接する日本有数の好漁場でのアサリや海苔については、特に大きな被害が予想されるので、しっかりと守ってほしいと求めました。今後しっかりと守っていただけるとの言葉が頂けたものと思います。

日本国民として被災地の一刻も早い復興を願う思いは今も全く変わりませんが、同時に常滑市の議員として常滑市の一次産業をしっかりと守っていく責務があると思い、この質問をさせて頂きました。
市長にも強いリーダーシップを発揮して頂き、常滑市としての毅然とした態度を今後県に示してほしいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

衆議院議員秘書等を経て2011年に常滑市議会議員に初当選。2015年4月の選挙において愛知県議会議員に初当選。